
こんな方におすすめ
- 子供の成長に役立つ情報を探している。
- 効果的に子供の「生きる力」を育てたい。
「生きる力」とは?
ここで言う「生きる力」とは、アウトドアのサイトだからといって
「生き残る力」や「サバイバル術」の話では
ありません!!

と思われるかもしれませんが、子供がいる私にとっては、いざという時に役立つサバイバル術よりも、この「生きる力」は、もっと大切な力だと感じたので、ご興味がある方は、読み進めていただければと思います。
ここで言う「生きる力」とは、
文部科学省が、教育方針を考える上で取り上げられている
「生きる力」
のことです。
具体的に、どんな力を指すのかというと、
「生きる力」
- 自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力
- 自らを律しつつ、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心など豊かな人間性とたくましく生きるための健康や体力
「こんな子供いる?」と突っ込みたくなるくらい、理想の子供像、人間像ですね。しかし、確かにこのような力を身につけられれば、この世の中を「強く生き抜く」ことができるのではないかと感じます。
可能であれば、自分の子供にも、

と思いました。
「生きる力」は、文部科学省 のお墨付き!
先ほど、文部科学省の話が少し出ましたが、日本の教育を司る省(文部科学省)が、何かと意見を求める機関で、中央教育審議会という機関があります。
中央教育審議会とは
文部科学大臣の諮問に応じて教育の振興及び生涯学習の推進を中核とした豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成に関する重要事項を調査審議し,文部科学大臣に意見を述べる機関。
要は、文部科学省のご意見番です。
この機関は、「大学教授や知事、企業の取締役、学校長など、総勢約30名」の有識者で構成されていますが、その教育に関してのエキスパートが以下のような教育に関しての提言をされました。
これからの社会は、変化の激しい、先行き不透明な、厳しい時代と考えられます。そのような社会では、子供たちに[生きる力]をはぐくむことが必要です。
確かに、今の社会は、
変化が激しく、先行き不透明な、厳しい時代
そんな厳しい世の中に、我が子を送り出すために、できることはしたい!と思い、
具体的にどうすればいいのかを調べ進めていきました。
「生きる力」をつけるには
「生きる力」をつけるには、以下の5つが重要と提言されています
- 家庭学校や地域社会が十分に連携し、バランスよく教育に当たることが重要です。
- 特に、家庭や地域社会の教育を充実したものにすることが大切です。
- 生活体験や自然体験などの実際の体験活動の機会を広げていくことが望まれます。
- 学校で[生きる力]の育成を重視した教育を進めていくことが必要です。
- 子供たちと社会全体に[ゆとり]をもたせることが必要です。
第15期中央教育審議会 第一次答申をわかりやすくパンフレットにしたものから引用しています。
この審議会は平成8年に答申されたもので、私が知るかぎり初めて「生きる力」というフレーズが出てきました。「5」に「ゆとり」とありますが、ここで、学校週5日制が提言され、6年後の平成14年に完全実施されたわけです。
しかし、ここで注目したいのが「3」の
ココがポイント
「生活体験や自然体験などの実際の体験活動の機会を広げていくことが望まれます。」
まとめ
文部科学省が提言されてる「生きる力」を、子供に身につけたいと思ったら、
「自然体験」など、様々な体験を子供にさせることが重要ということがわかりました。
学校週5日制に伴い「ゆとり」ができたことで、学習能力の低下が問題になりましたが、家庭に委ねられた2日間をいかに有効的に使うかが重要で、そのゆとりの中で、
「自然体験=アウトドア」をすることが、子供の「生きる力」をはぐくむ一つの方法」
ということがわかりました。
でも、これって本当でしょうか????