アウトドアのメリット

アウドドアで五感を刺激して子供の脳力アップ!

親なら誰でも、自分の子供には頭が良くなってほしいと思うのではないでしょうか。

親が思う「頭が良い」とは、人それぞれ意味が違うと思います。

「学校の勉強ができる」「機転が利く」「空気が読める」「想像力がある」などなど、、、。

内容は様々ですが、頭の回転や機能は、上のどの能力を育てるにも必要と考えると、

やはり、子供には頭が良くなってほしいと思うのです。

脳の構造

シナプスが多いと頭が良い

脳細胞には、お互いの情報を連絡し合う「神経回路」が四方に伸びています。神経回路には木の枝のように何本も伸びでいる「樹状突起」と、1本の長い「軸索」があり、脳に伝わった電気信号は軸索の先から別の脳細胞の樹状突起に取り込まれます。この脳細胞同士の電気信号の伝達を行うところが「シナプス」。「シナプスの数が多い」ということは「神経回路の配線が多い」=「脳の性能がよい」=「頭が良い」

引用:赤ちゃんの頭がよくなる遊び方・育て方BOOK 著者: 櫻井正孝

どうやら、シナプスの数が「頭が良くなる」ことに関係していることがわかりました。

ということは、単純に頭が良くなりたければ、このシナプスを増やせばいいわけですが、

どうすれば、増えるのでしょう?

シナプスを増やすためには

シナプスを増やすためには、「脳を刺激する」する必要があります。

「刺激する」とは、どういうことかというと、

五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)を使うことが、直接「脳」を刺激する方法の一つなのです。

目で見る、音を聞く、舌でふれるなど、五感を刺激する経験をすると、シナプスがつくられ、情報が伝わる回路がつながっていきます。その結果、脳のそれぞれの分野が動くようになり、脳が発達していきます。

 

五感を意識的に刺激するには

人間は、80%以上を視覚から情報を得ています。

日常的に視覚に頼りっきりで、他の感覚をあまり使っていません。

ですから、視覚以外の感覚を刺激することで、より脳が刺激されるのです。

特に「臭覚」に注目!

私は、特に臭覚に注目していました。

あなたは「ある香りを嗅ぐと、必ずあの時の記憶や感情が鮮明に蘇る」という体験をしたことはありませんか。

私の場合は、具体的にこんな体験をします。

早朝の静かな朝に、雨上がりで植物の香りがいつも以上に強く感じれた時に、なぜか幼少時の感覚が蘇り、とても落ち着く気分になる。

という体験です。

森林浴によるフィトンチッドの香りには人類や生物に原始を懐古させる作用があるのかもしれませんが、、、

私の愛読書「センスオブワンダー(レイチェル・カールソン著)にも、こんな一節があります。


 

臭覚は他の感覚よりも記憶を呼び覚ます力が優れている

これを科学的に解説すると、

五感のうち、嗅覚以外の四つの感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚)は視床下部を通って大脳皮質の各感覚領域に情報を送り、その後大脳辺縁系に到達します。けれども、嗅覚だけは嗅神経を通して直接、大脳辺縁系(古い脳)に情報を送るのだそうです。さらに、この大脳辺縁系(海馬・扁桃体など)は、“情動脳”とも呼ばれ、感情を司る脳として知られています。つまり、匂いの情報を処理する場所と、感情を司る場所が同じ大脳辺縁系なので、「匂いによって記憶や感情が呼び覚まされる」というようなことが起こるんですね。

引用:いきなり社長宣言

私の体験は、この作用によって脳に深く記憶されたということなんだと思います。

 

「臭覚」は一石二鳥

ここで、「臭覚」についてまとめてみた時に、「これって一石二鳥♪」って思いました。

臭覚のポイント

  • 脳を直接刺激する
  • 記憶に残りやすい、しかも感情付き!

 

この二点、何が好都合なのかというと、特に子育てをしている親にとっては一石二鳥なんです。

ココがポイント

臭覚を刺激する体験を親子でする

  1. 脳を直接刺激することで、シナプスが増えて子供の脳力アップ
  2. 親子で過ごした多くの楽しい思い出を、その時の感情もセットで強く記憶に残すことができる。

これは、いいことづくめですね!

でも、「臭覚を刺激する体験」って????

臭覚を刺激する体験とは

自然は、五感を刺激する体験の宝庫って思いませんか?

例えば、上で話した「雨上がりの木や草の香り」や「様々な花の香り」「土の香り」「海の香り」「昆虫の匂い」「魚の匂い」などの他に「焚き火の香り」「温泉の香り」などなど、、、

自然にあるものは、基本何かしらの「香り」が伴っているように感じます。

自然の中の香りを意識しながら、様々な体験を子供と一緒にすればいいのです。

  • 「土の香り」だったら「田植えや野菜の収穫」を親子で一緒に行う。
  • 「海の香り」だったら「海水浴や釣りなど」を親子で行う。
  • 「花の香り」だったら「ハイキングの際にお花のスタンプラリー」を親子で行う。
  • 「焚き火の香り」だったら「キャンプに親子で行った時に焚き火をしてみる。

など、挙げればきりがないですね。

 

まとめ

親子の絆を深めるための思い出に、香りをリンクさせることで「焚き火の香り=子供の頃の楽しい思い出」などといった関連付け効果が期待できると思います。

どんな体験でもいいので、様々な感覚を親が意識させる声かけをすることで、その体験が一層意味のあるものになると思います。

是非、親も五感を意識しながら、子供とのアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※「海の香り」や「花の香り」の具体的な体験方法は、以下に書いてあります⤵︎

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たて

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