緊急事態宣言が再発令されます。外出自粛が進み、以前のように営業自粛をするキャンプ場も出てくるかもしれません。
しかし、今回の緊急事態宣言は、以前の緊急事態宣言とは内容が少し違うことが予想されます。そのため、一斉に他県への移動禁止とかにはならず、限定的な制限になると考えられる。
よって、より一層キャンプに特化した感染予防についての知識をしっかり身につけて安全にキャンプを楽しみましょう!
今回は、キャンプに行く時に必要な、徹底した感染予防対策をまとめたいと思います。
ココに注意
決して、今の事態を軽んじることなく、細心の注意を払ってマナーを守ってキャンプをすることが大切です!
キャンプで感染に注意する3場面
まずは、キャンプの行程における、感染の危険性のある場面はどこなのかを考える必要があります。
- 準備段階において、お店で買出しする場面
- キャンプ場に向かう行きと帰りで、寄り道する場面:サービスエリア、コンビニや道の駅などの店、トイレ、観光地、飲食店(自家用車で行く場合に限る)
- キャンプ場内:受付、トイレ、炊事場、コインシャワーや浴場、遊び場(池、川、遊具など)
それぞれのご家庭のキャンプスタイルにもよりますが、簡単に考えただけでもこのような場面で感染の可能性があると思われます。
そこで、この場面において、極力「感染しない&感染させない」方法を考えていきたいと思います。
準備段階における注意
食材や燃料などの買い出しには、改めていつもと違うスーパーに行くのではなく、いつもの通勤途中などで日常的に寄っているスーパーで買い物をすることで、新たな行動をすることに伴うリスク拡大を防ぎます。
キャンプ場の行き帰りで寄り道をする場面での注意
物理的に接触する人数を減らす- 早朝や深夜などに出発する。(チェックインの時間に合わなければ、近くの公園で遊んで時間を潰すなど工夫する)
- サービスエリアは、トイレや小休憩だけの場合は、小規模なサービスエリアを選ぶ。
- 観光地や飲食店には立ち寄らない。(地元の食を楽しみたい場合は、テイクアウトを活用する)
- 用のない人は、車から降りずに待機、もしくは車周辺で待機する。(ずっと車内にいることでのエコノミー症候群にも注意)
- 車から降りている間は、マスクを着ける。
- トイレでは、トイレに便座クリーナーがあればしっかり使って便座を消毒。トイレクリーナーが設置されていないところは、持参した消毒液で便座を消毒。終わった後は、しっかり20秒石鹸手洗いして持参した消毒スプレーで消毒する。(ハンドドライヤーは感染予防のために、現在ほとんどの場所で使えなくなっているので、ハンドタオルかペーパータオルを忘れずに)
キャンプ場内での感染予防策
キャンプ場で、大人数が集まったり複数の人が使う場所は、主に「受付・トイレ・炊事場・浴場・遊び場」だが、この中で工夫次第で使わないで済む場所は、「炊事場」と「浴場」だ。
炊事場を極力使わない方法- 食器や調理器具の洗浄は、ペーパー類による拭き取り、電解水による洗浄。
- 洗わずに持ち帰る。
- 洗う必要のない使い捨ての食器(紙コップや紙皿、割り箸)を使う。
- どうしても利用する際は、食前食後の混雑時間帯を避ける。
浴場を極力使わない方法
- 持ち運びできる携帯シャワーやバケツを使い、汚れを落とす。
- 大判のノンアルコールのウエットティッシュを使って体や顔を拭く。(アルコール含んでいないものでいいので、それであれば店頭に並んでいると思います)
- 帰宅後まで我慢して、帰宅直後に風呂に入る。
基本的な感染予防を確実に実施
- どうしても行かなければいけない「受付・トイレ」などの人混みに行く時は、マスクを着ける。
- トイレでは、トイレに便座クリーナーがあればしっかり使って便座を消毒。トイレクリーナーが設置されていないところは、持参した消毒液で便座を消毒。終わった後は、しっかり20秒石鹸手洗いして持参した消毒スプレーで消毒する。(ハンドドライヤーは感染予防のために、現在ほとんどの場所で使えなくなっているので、ハンドタオルかペーパータオルを忘れずに)
感染防止の観点で「キャンプ場と日程」選び
キャンプ場選び
混んでいる人気キャンプ場よりも、空いているマイナーなキャンプ場の方が人口密度が低いので、望ましい。
ただし、マイナーキャンプ場や市町村が運営しているキャンプ場は、外出自粛要請に合わせて閉鎖する所もあるので要確認。
日程選び
人の量から考えると、週末よりも平日が圧倒的に少ないため、仕事や学校の都合がつくのであれば平日が望ましい。
感染に関する正確で最新の情報を入手する
感染に関しての情報は、日々更新されています。また、国や都道府県からの要請事項も日々変化しています。
新たな感染予防の方法や、新たな外出禁止要請などを入手することは非常に重要です。
「居住する都道府県」と「キャンプ場所在地の都道府県」からの最新情報を確認する
どの都道府県でも、コロナに関しての特設サイトが作られています。
利用するキャンプ場独自の感染予防のためのルールを確認する
新型コロナウイルス感染防止のため、下記に該当される方の入場を禁止させていただきます。
1.チェックイン日の過去14日以内に海外への渡航歴のある方
2.風邪の症状や37.5℃以上の発熱がある方
3.強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方詳しくは ウイルス感染防止のための取り組みについて もご覧ください。
またキャンプサイトのスペースは十分に確保しておりますので
隣のお客様と10m以上離して、サイトを設営をお願いいたします。安心してお過ごしいただけるよう常に対策を進めております。
お客様におかれましてもご滞在中や近隣にお出かけの際に
マスクの着用や設置消毒剤の利用など
最大限の予防策をとるよう強くおねがいいたします。皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。
このように、各キャンプ場のホームページに「禁止事項やお願い」が記載されているところが多いので、必ず確認して、しっかりルールを守って利用しましょう。