キャンプ

キャンプに必要な「子供の体調管理」徹底解説!

こんにちは、ツム蔵です。

「子供をキャンプに連れて行きたい!」けど「キャンプ中に子供が具合が悪くなったらどうしよう!」と、ご心配の方に、

キャンプにおける子供の体調管理のポイントを、いくつかご紹介したいと思います。

 

キャンプでは「服装」が体調管理の基本!

服装は、子供の体調管理の基本です。

服の役割は、体温調節はもちろんのこと、外部刺激からの保護というの役割があります。

服の役割

  • 体温調節
  • 保護

 

キャンプで体温調整が重要な理由

当たり前のことですが、「キャンプ場」は一般的には、自然に近い場所にあるので、普段生活している環境とは少なからず異なります。

しかし、それだけではありません。

逃げ場がないキャンプ場

普段遊んでいる時は、寒くなったり・雨が降ってきたり・暑くなったら、環境のよい屋内に入ればいいのですが、キャンプではそうはいきません。

ポイント

  1. 基本ずっと屋外です。
  2. テントはありますが、所詮布一枚で、雨・風・日差しはしのげますが、温度はさほど変わりません。

最近は、電源付きサイトやポータブル電源で、夏は扇風機、冬は暖房器具を使えるので、ずいぶん温和な環境を作ることもできますが、「電源が切れたら?」「故障したら?」、、、

思いもよらないことが、よく起こるんですよね?アウトドアって!

そうなった場合は、やはり逃げ場はありません。

だから、

体温調節は基本「衣服」で行います。

 

服装選びの7つのポイント

アウトドアならでは、キャンプならではの服装選びのポイントを7つあげたいと思います。

1、季節

「季節」によって服装を調節することは当たり前なので、多くは言いません。季節に関して一点だけ!

夏以外の夜が冷える時期になると、天気などに関係なく、夜露で地面の土はぬかるみ、草花が濡れて、日中の天気によってはなかなか乾かず、また夜になり朝になり、常に地面が湿っていることが多くあります。

ですから、子供のスニーカーはすぐにグチャグチャになります。

ですので、靴を多めに持って行くか、濡れに強い靴もしくは長靴を持参することをお勧めします。

2、天候

服装選びで「天気」が一番重要だと思いがちですが、実は、天気のチェックは、それほど重要では無いんです。

なぜなら、普段から、ある程度あらゆる天候を想定して服を用意していませんか?

キャンプもその延長でいいと思いますが、普段よりも「もっと暑くなる、もっと寒くなる」と考えて、普段よりも一段階上の衣服を用意すればいいと思います。

絶対に持って行くモノ

  • どんなに晴れの予報でもレインウェアは持っていきます。
  • 夏でも、薄手のダウンを持っていきます。

3、標高

標高の高い場所にあるキャンプ場は、下界とは環境が大きく違います。

「標高が100m高くなると、気温が0.6度下がる」のです。

ちなみに、あの有名な「ふもとっぱらキャンプ場」さんは、標高830mなので、市街地と比べて約5度近く低くなるのです。真夏でも、夜や朝方は少し冷えます。

逆に、自然の中だからといって、どこも涼しいわけではありません。

標高が低い場所にあるキャンプ場は、森の中で川沿いだからといってもそれほど涼しくなく、真夏だと夜になっても暑くて、寝苦しいのです。

 

メモ

地理院の地図サイトで、標高を簡単に調べることができます。地理院地図

 

4、日当たり

テントサイトの日中の日当たり具合によって、体感温度が随分違います。

木や山で影になるかならないかで、隣同士のサイトでも、気温が大きく違います。

夏は、日当たりの良いサイトは地獄のように暑いし、林間サイトは涼しいのは、ある程度予想できるのですが、

夏以外の季節でも、体感温度に日差しが大きく関係してきます。

  • 林間サイトは、予想以上に寒い。
  • 寒いからといって日当たりの良いサイトを選ぶと、タープなどで日差しを遮らないと、暑くて&眩しくてゆっくりくつろげません。

とにかく、太陽の力は予想以上に偉大です。

ココがポイント

サイトの周りの山などの位置やロッジや木などの障害物、方角を考えてサイトを選びましょう。

 

5、秋冬キャンプは、MAX装備で!

秋冬のキャンプは、ヒートテック+Tシャツ+長袖Tシャツ+トレーナー+ダウン+スキーウェアーにカイロが普通です。もちろん、一日中この格好かということではなく、MAXの装備がコレということです。

MAX装備の時間帯としては、

「夜+ジッとしている時」=「夕食の準備から片付けまで」が一番寒い時間帯ですかね。あとは「早朝に日の出を見る時」もかなり寒いです。

まー風の強い曇りの日であれば、一日中寒さに震えている時もありますが、、、

逆に「子供は風の子」でもあるので、こんなに寒いのに走り回って「半袖短パン」なんて場合もあるので、

要は「重ね着」ですね。

 

6、子供は予想以上にオテンバ

子供は基本オテンバです。

  • 子供をあなどるなかれ、冬でもお構いなしに川や湖に入ったりします。
  • 冬でも少し厚着をすると汗びっしょりになって、Tシャツ一枚で走り回っています。

とにかく予想がつかないのが子供の行動なので、衣類は多めに、しかも多種類持っていきます。

子供特有の行動特性に興味がある方は、以下をご覧下さい⤵︎

参考
こんなに違うの!?親は知っておくべき「子供の特性」

お気づきの方もいると思いますが、これがなんなのかは、後ほど紹介いたします。 こんな方におすすめ 子供の「安全」を、心から願う方。 子供と関わる全ての方へ。 子供の「安全」は、大人が守ろう! 子供と遊ぶ ...

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7、親心

最後に、親心として、

  • なるべく自然を満喫して遊んで欲しい。
  • 着替えがないからという理由で、遊びを制限させたくない。

という気持ちから、もう1セット持っていってしまいます。

 

父親が要注意

お父さん!

  • 普段から外出時に、子供の服装の準備をしていますか?
  • 子供が、どんな洋服を持っているのか知っていますか?
私は、いつも妻まかせです、、、

天候に合わせてどのようなコーディネートをしているのかあまりわかりません。特に我が家は娘なので、余計にわかりません。

きゃみそーる??

私のようなお父さんは、無理せず奥様の手を借りましょう。

妻と相談をして、キャンプ場の天候やスケジュールに合わせて、必要な衣類の準備をしましょう。

 

 

私が必ず持っていく「子供の体調管理必需品」

なんか、子供が鼻水と咳が出ているけど、どうしよう、、、

こんな場面に遭遇したことはありませんか?

でも、子供はちょっとくらいの熱があっても遊びに夢中で自覚なく走り回っています。

  • 顔色が少し悪い?
  • 食欲がいつもより無い?
  • 咳やくしゃみ鼻水が少し出てる?、、、

などに気づいたときに、キャンプを終了するのか、継続するのかの判断は難しい

そこで、私が必ずキャンプに持っていくのは、体温計です!

熱の有る無しが、「終了」か「継続」かを判断する目安になってくれるのです。

ぜひ持っていくといいでしょう。

 

医療系「3点セット」

キャンプで怪我や病気になったときのことを考えて、必ず持っていきます。

  • 医療保険証
  • お薬手帳
  • 常備薬(飲み薬、塗り薬、目薬など)

子供が快適にキャンプをするための「4つの不快」を取り除こう!

不快(痒い、痛い、寒い、暑い)は子供にとって最大の敵です。せっかくの親子キャンプなのに、不快で台無しにならないように。対策をしっかりします。

痒み

キャンプ場で起きる「痒み」は主に二つ、

  • 蚊に刺された痒み
  • 花粉症などのアレルギーによる目や鼻の痒み

持ち物

  • 虫除けグッズ(蚊取り線香、虫除けスプレー、虫除けリングなど)などでしっかり予防します
  • 虫刺され塗り薬(虫刺されの痒み止め塗り薬)
  • 花粉症用のメガネやマスクなど
  • 目薬(アレルギー用)

 

痛み

キャンプ場で起きる「痛み」は主に二つ、

  • ケガや虫刺されの痛み
  • 頭痛や腹痛

持ち物

  • 長袖、長ズボン。
  • 関係薬(ケガ用の消毒薬・塗り薬・絆創膏、虫刺され薬やポイズンリムーバー、常備薬(頭痛薬や胃薬など)

 

暑さ

夏の暑さは尋常ではありません。

衣類での調節以外に、以下のことに気をつけています。

ポイント

  • 帽子、アイスノンや濡れハンカチ、ハンディー扇風機を持って行く
  • 日焼け止め薬(日差しが強い時期にはこまめにつけましょう)
  • こまめな水分補給。

 

寒さ

寒い時は、衣類以外に、低体温に注意し、手足が本人が気付かないうちに冷たくなっていることに気を付ける

持ち物

  • カイロ
  • 耳当て・手袋・マフラー・膝掛け
  • 湯たんぽ
  • 暖房器具(ストーブなど)

 

キャンプにおける自然の危険を以下にまとめてみました。⤵︎

参考
私視点!親視点!子どもを危険から守る(準備編)

  こんな方におすすめ 自然の危険に対して、どんな予防ができるかを知りたい どんな準備が必要か。 子供が小さいうちは何が起こるかわかりません。私がアウトドアで子供と遊ぶ際に気をつけていること ...

続きを見る

 

たて

最後まで読んでいただき有り難うございました。

他にも「子供最優先のアウトドア」について有益な情報をどんどん記事にしていますので、良かったら読んでください!

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