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脱!「子供そっちのけ」バーベキュー!!

こんな方におすすめ

  • 子供とバーベキューに行っても上手に親子で楽しめない。
  • 子供をキャンプに連れて行ったはいいが、バーベキューは子供がそっちのけになってしまう。

今までのバーベキュー

以前私は、子供とバーベキューやキャンプに行っても、調理や準備の時間帯は、

用意できるまであっちで遊んでなさい

と言って、

当たり前のように、自分だけでサッサと準備をしていました

なぜなら

  • その方が、効率的でスピーディーだったから
  • 子供と一緒だと、時間もかかり、失敗もありえるから
  • 私が子供だった頃も両親はそんな感じだったので、それが当たり前と思っていたから

 

でもまてよ?

せっかく親子でバーベキューするなら、なるべく同じ時間を共有して、楽しみも共有したいな〜

でも、子供は遊んでいる方が楽しいのかな〜?

「肉が好き」「食べることが大好き」という子供だったら、バーベキューと聞いただけでもテンションが上がり、一生懸命準備を手伝ってくれるけど、

そういう子供だけじゃないし、、、

「あまり食事に興味が無い子」だった場合など、バーベキュー自体にあまり興味を示さない子だった場合、どうすればいいのかな〜?

 

こんなことを、いろいろ考えていましたが、進展しないので、具体的に分析してみることにしました。

 

子供をバーベキューの準備に参加させなかった理由

では、バーベキューの準備に子供を参加させない理由を、具体的に洗い出してみました。

  • 子供が怪我をしてしまう(包丁、火、沸騰したお湯など)
  • 子供が、材料や料理をこぼして、険悪な雰囲気になる
  • 子供が気になって、料理の手順がグチャグチャになり、テンパってしまい、険悪な雰囲気になる
  • 時間がかかっても、なかなか出来上がらずに、どんどん時間が遅くなり、周りのテントは食べ終わって片付け始めて、焦ってきて、険悪な雰囲気になる
  • 子供に落ち着きがなく、すぐに走り出して転ぶので、気が気じゃなくてちょっとしたことでも叱って、険悪な雰囲気になる
  • 子供が飽きてグズって、言うことを聞かなくなり、険悪な雰囲気になる

考えたらキリがありません。

そうです!「調理」の時間は、キャンプにおける二大「険悪な雰囲気になりやすい工程」の一つなんです。

もっと詳しく

ちなみに、「険悪な雰囲気になりやすい場面」の堂々の第一位は「設営」です。

こんなことなら、やっぱり子供はバーベキューに参加させない方がいいのでは、、、

と思ってしまいますよね、、、

誰も、こうなることは望んでないんですけどね、、、

なんか、あまり自信がなくなってきましたが、気を取り直して「脱!子供そっちのけBBQ」へ、前向きに考えていきましょう♪

 

バーベキューの工程別に家族分析

まず、バーベキューの作業工程を、順番に見ていきましょう。

  • 器材を運ぶ
  • 器材を組み立てる
  • 炭に火をつける
  • 食材を洗う
  • 食材を切る
  • 味付けをする
  • 調理する(焼く・煮る・炒める など)
  • 食べ物を配る
  • 飲み物を注ぐ
  • ゴミを捨てる
  • 食器を洗う
  • 器材をたたむ・しまう
  • 器材を運ぶ

大まかには、こんな感じでしょうか?

 

この工程に、自分の家庭の特徴を当てはめて分析してみましょう。

  • 自信がない工程(子供がいなくてもスムーズに出来ない、普段しないから慣れていないなど)が、いくつかありますか?
  • 自分の子供にとって、危険だなーと思う工程はどれですか?
  • 険悪な雰囲気になりそうな工程はどれですか?

ちなみに我が家は、

《自信のない工程》

  • 炭に火をつける
  • 調理する

《危険な工程》

  • 器材を組み立てる、たたむ→指を挟む
  • 炭に火をつける→火傷をする
  • 食材を切る→指を切る
  • 調理する→火傷をする

《険悪な雰囲気になりそうな工程》

  • 全部?

少し想像してみても「運ぶ時にふざけて転んで機材を壊す」「飲み物を注ぐ時によそ見をしてこぼして服がびしょびしょ」などアチャ〜と思うことが、どの工程でも起こる気がします。

「険悪な雰囲気になりそうな工程→全部」って我が家は大丈夫?

道のりが長そうな予感、、、

 

「自信のない工程」の克服方法

私の苦手な工程は、

  • 炭に火をつける
  • 調理する

ですが、これに対しての対処法は意外と簡単。

炭に火をつけるの苦手→克服方法:簡単に着火する炭を使う。

今は、簡単に着く良い炭があります。以下の記事を参考にしていただければ一発解決です。

参考
親子キャンプの着火
簡単!一発解決!初心者の炭選び

こんな方におすすめ 初めての親子BBQでスマートに炭に火を付けたい。 子供には失敗するところを見せたくない。 私も、かれこれ20年近くキャンプをしていますが、 お恥ずかしいのですが、ここまでに数々の失 ...

続きを見る

調理するの苦手→克服方法:簡単な料理にする。

無理して、難しい料理に挑戦するのは、次の機会でいいのです。

  • 今流行の「缶詰」温めるだけでもいいじゃないですか!
  • 家で作り慣れている「カレー」でもいいじゃないですか!

※親子で一緒に作って、外で食べれば、いつものカレーが何倍もおいしくなります!

もしくは、

  • 全ての食材を「焼いて食べるだけ」にしておくか、子供には切るのが難しい「カボチャなど」だけ自宅で切ってくるなどの簡単な工夫で一発解決です!

 

なんか、やっと光が見えてきましたね!

 

「危険な工程」の克服方法

我が家の「危険な工程」は、

  • 器材を組み立てる、たたむ→指を挟む
  • 炭に火をつける→火傷をする
  • 食材を切る→指を切る
  • 調理する→火傷をする

ですが、これに対しての対処法も、意外と簡単。

危険な工程は、マンツーマン!

こんな感じで、子供にはビッタリついて、手伝います。

これなら、滅多に大きなケガにはならないと思います。

 

「険悪な雰囲気になりそうな工程」の克服方法

これは、難解です、、、と思いきや、克服方法はほぼ一つしかありません!

 

時間に余裕を持つ

子供と何かするときは常に必要なことですが、今回もコレが一番重要です!

できるだけ時間にゆとりを持ってスケジュールを組むことです。

これさえできれば、8割成功と言っていいでしょう。

時間があれば、子供のちょっとした失敗なんて、なんとも思いません!

大丈夫♪気にすんな!

このCMのように♪

心に余裕あり過ぎーーー!

ここまでクールに言える自信はありませんが、、、

一人でできることは、年齢が下がれば下がるほど少なくなります。

ですから、一緒にやるのです。そのためには十分な時間が必要です。

自分だけでやるときに比べて、2倍から3倍の時間が必要でしょう。

ココがポイント

特に失敗しがちなのが「夕食」です。

暗くなる前に食べ始めることを目標に、早めに作り始めることをオススメします!

夏の場合は日没が18時〜19時なので、料理の内容にもよりますが2時間前には準備をはじめてちょうどいいくらいです。

 

とにかく、いろいろ子供にやらせる

準備中に、子供のテンションが下がってしまう要因は、「暇な時間」「何もせずに見ている時間」が原因だと思います。

ですから、子供に色々やらせることで、そのヒマを与えなければいいのです。

 

楽しい演出

でも、時間に余裕があってもその準備が楽しくなければ、途中で「つまらないからあっちで遊んできていい?」って言われそうですね。

お手伝いに、興味があったり好きな子だったら、一緒にできると思いますが、やりたくないというお子さんの場合は、いかに興味を引かせるかが親の腕の見せ所です。

我が家の使った「演出」とは、

お店屋さんの設定で、子どもが店員さんになったり、お客さんいなったりする遊びを組み込むのです。

いらっしゃい!いらっしゃい!焼肉やウインナーはいかがです?
ウインナーくださーい♪

といった具合で、もちろん逆に子供が店員役でもいいと思います。

これはウチの娘にはハマりましたが、男の子にはどうでしょう。

男の子で「火」に興味があれば、火の管理(炭をくべて火力の維持)などを安全に行えるようなら、させてもいいと思います。

 

まとめ

なんども言いますが、子供が小さいうちは

お父さんこっち来て

と言ってくれますが、いずれ

お父さんこっち来ないで

となります。

今だけですので、無理してでも頑張りたいですね(笑)

 

 

最後まで読んでいただき有り難うございました。

他にも「子供最優先のアウトドア」について有益な情報をどんどん記事にしていますので、良かったら読んでください!

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