
試行錯誤の年月
学生時代から20年以上、キャンプやバーベキューで炭を扱ってきて、様々な種類の炭や着火方法を試行錯誤しながら、より簡単で確実な「着火」と「火力の維持」の方法がないかを考えてきました。
色々試し、数々の失敗を繰り返したからこそ、火の管理の難しさを身にしみて感じており、その結果
一番簡単な方法は以下で紹介した方法だと思っています。(炭を使わない方法で一番簡単な方法)
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しかし、やっぱり、炭を使いたい!と思った方には、
今回紹介する方法が、一番簡単で、一番確実な「着火」と「火力の維持」の方法だと思います!
この着火の方法をオススメする理由
まずは、炭への「着火」方法ですが、この方法を選んだ理由は、
ズバリ!「手間がかからない」!
どういう意味かというと、「つきっきりでなくても、勝手に着火する」という事です。
バーベキューはやる事がたくさんあります。食器を用意したり、食材を切ったり、他の料理を作ったり、バーベキューは段取りが命です。
それなのに、ウチワでパタパタしてたり、ちょくちょく確認したりなんてしてる暇はありません!
用意するもの
では、早速どんなものを使って着火するのかをご説明致します。
炭
当たり前ですが、「炭」です。私のお勧めは「岩手切炭」!
ココがおすすめ
- 購入が容易(ホームセンターやアウドドアコーナーによく置いてある)
- 質良し(匂いほぼ無し、爆ぜること少ない、火持ち安定)
- ホームセンターやアウトドアショップに、よく置いてあります。探すのにはあまり困らないと思います。そのぐらいメジャーな炭という事です。
- 100円ショップでもスーパーでも普通に置いてある比較的安価な炭とは違って、匂いや爆ぜる事が少なく、火持ちも安定しているので愛用しています。
着火剤としての成型炭
これは、着火剤として使う分には、安価なものでも100円ショップでもOKです。
火起こし器
形は様々ですが、筒状のこのようなものです。
ココがポイント
是非畳めるものを選んでください。機能に大きな差はありませんが、収納面では確実に折り畳めるものが良いと思います。
火
もちろんですが、マッチかライターが必要です。
特に、こだわりはありませんが、チャッカマンのように長いものが使いやすいですね。
着火方法
それでは、上記のものを使ってどのように炭に着火するかご説明いたします。
もちろん「火起こし器」をご存知の方は、使い方もわかっているとは思いますが、一応ご説明いたします。
火起こし器の使い方の一つに、コンロやバーナーの火に直置きし直接着火する方法もありますが、それではそこで一口の火が埋まってしまいます。それも使って別の料理ができるのにもったいない。
また、コンロやバーナーを持って行かない(持っていない)場合もあります。
どちらにせよ、私は以下のこの方法が好きです。
①火起こし器に「成形炭」を入れる。 底一面に敷きつめましょう。 | ![]() |
②その上に「炭」を入れます。 並べ方は特に気にしなくて大丈夫です。 | ![]() |
③成形炭に着火して放置 成形炭に着火をすると、最初の30秒程度、このように臭い煙が大量に出るので、必ず離れた場所で行ってください。 | ![]() |
④完成! 20〜30分程度放置しておくと、このような具合に炭に火がしっかり着いたら出来上がりです。 | ![]()
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炭の足し方(火力維持の方法)
ここからが本題といってもいいのですが、ほとんどのアウトドア雑誌や書籍・サイトには、上記のような着火の方法は書いてあっても、このあとの火力の維持に必要な「炭の足し方」は不思議なくらい書いてありません。
あなたの、炭の継ぎ足しタイミングはいつですか?
私は、火力の低下や炭の量が減ってきたら、新しい炭をその場に直接投入していました。
でも、そのたびになかなか新しい炭に火がつかず、火力が上がらず、なかなか調理が進まないことはありませんでしたか?

調べても、調べても、誰も教えてくれません。
ですので、自分で最良の炭の継ぎ足し方法を考えました。
それは、
ココがポイント
誰にでも簡単に、確実に、火力を落とさず、炭を継ぎ足す方法は、
「上の手順で確実に火のついた炭を投入する!」です。
つまり、バーベキューコンロに直接炭を投入するのではなく、
別の場所で着実に着火した炭を作った上で、バーベキューコンロに投入するのです。
これが、誰でも考えつきそうなのに、誰も教えてくれない、確実な炭の継ぎ足し方法です。
これで、子供の前で、焦っている顔
を見せずに済むようになりました。
ホッ♪