キャンプ場は 安全?危険?
4〜5年前まで、
- アウトドアの好きな人には、悪い人はいないと思っていました、、、
- キャンプ場では、泥棒はいないと思っていました、、、
しかし今のご時世、そうではない!と、皆さんはわかっていますよね。
- キャンプ場は、自然の中にあるスペースです、、、
- 完全に隔離されているわけではありません、、、
- テントも「布」です、、、
童話の「三匹の子豚」の一番弱い「ワラの家」よりも弱いと言ってもいいかもしれない、、、
考えれば考えるほど、危険!
この事実は、しっかりと認識しておかなければいけません!
そんな危険なキャンプに「親子2人」で行くというのは、ファミリーキャンプなど複数の大人と行くキャンプと比べて、ワンステップ難易度が上がります。
ファミリーキャンプ < 親子ふたりキャンプ
「子供から目を離さない!」って本当にできるの?
少しくらい危険でも大丈夫だよ!だって、
出発前にも、必ず妻に言われます、、、
グループやファミリーキャンプのように大人が複数人いれば、交代交代で子供を見守ることができますが、
親子2人キャンプ = 大人が1人 = 限界あり
「絶対子供から目を離さない!」と強く心に誓ったとしても、子供が親の視界から外れてしまう場面は、どうしてもあるのです。
キャンプ場で、子供と離れ離れになる場面
実際に、親子2人でキャンプに行ってみるとわかるのですが、親が子供と常に一緒にいることは不可能です。
具体的にどんな場面で一緒にいれないかというと、
ココに注意
トイレに行くとき
- 小学校低学年位までであれば、一緒に個室に入ることもできますが、それ以上になるとどうしても、別々に入らなければならず、子供が異性であればなおさら別々になります。
- ゴールデンウィークや夏休みなど混雑している場合は、トイレも並んでおりお互いに余裕がなければ別々に並ばなければならず、離れ離れになります。
ココに注意
入浴するとき
多くのキャンプ場は、コインシャワーですが、お風呂があるキャンプ場や、近隣の銭湯に入りにいく場合は、同性の子供であれば問題ないが、異性の場合は大きくなれば別々に入らなければならず、トイレよりもかなりの時間別々になります。
ココに注意
ふとした瞬間
子供が遊びに夢中になったり、親が料理や作業に気をとられるなど、ふとした瞬間に離れ離れになってしまうことがあります。
子供は基本、注意散漫です。それ以外にも子供特有の「行動や身体特性」があります。一般的なものから、あまり気にしていなかったことまで、いろいろまとめてみました⤵︎
こんなに違うの!?親は知っておくべき「子供の特性」
お気づきの方もいると思いますが、これがなんなのかは、後ほど紹介いたします。 こんな方におすすめ 子供の「安全」を、心から願う方。 子供と関わる全ての方へ。 子供の「安全」は、大人が守ろう! 子供と遊ぶ ...
続きを見る
ココに注意
子供が寝ている時に、親がトイレに行きたくなったとき
夜、子供が熟睡しているときに、親がトイレに行きたくなったらどうしますか?
- テントに子供だけ残して行きますか?
- 起こして連れて行きますか?
私は、子供は起こさずにテントに残して自分だけ行きます。
深夜のキャンプ場は、みんな寝ています。驚くほど誰も起きていません。
子供をトイレに連れて行ったら、一緒にトイレの中まで連れて行かない限り、暗闇の中で1人で待たせることになります。非常に危険です。
離れた場所でも、テントの中の方がまだ安全だと思います。
そんなときに、どうしても離れ離れになってしまいます。
ワンポイントアドバイス:子供が迷子にならないための工夫
万が一、子供が親と離れ離れになって、キャンプ場の中で迷子になってしまったときに、一人でもテントに戻れるために、以下の工夫をしています。
- チェックインした後、子供とキャンプ場全体を探検して、キャンプ場の構造やサイトの位置をしっかり覚えておく。
- 同じテントや似たようなテントがたくさんある場合は、自分のテントを見つけやすくするために、飾りや電飾で目立たせる。
キャンプ場選びのポイント
この難易度の高い「親子ふたりキャンプ」で、子供に危険が及ぶ可能性が少しでも減るように、私は以下のようなキャンプ場を選ぶようにしています。
ココがポイント
管理されているキャンプ場
お住まいの地域に、キャンプ場ではないが、暗黙の了解でキャンプができる野営地のような場所がありませんか?
そういう所は安く済むので家計的には助かるのですが、一般的にはマナーが悪い低レベルのキャンパーが多いとされています(もちろんマナーのしっかりしたベテランキャンパーさんもいますよ!)。また、キャンプ目的でない人でも誰でも簡単に入ってこれるので、通りすがりの犯罪目的の人も簡単に立ち入ることができます。よって、一瞬で犯罪に会う可能性があるので、避けた方がいいでしょう。
管理人がいる、しっかり管理されたキャンプ場が望ましいと思います。
ちなみに、管理人さんは、その周辺の自然もよく知っているので、危険な野生動物や植物の情報が得られやすく、自然の危険も回避できます。
ココがポイント
利用客が多いキャンプ場
他人だったとしても、複数の目があることで、犯罪の抑止力となります。
ギュウギュウ詰めで、隣のテントと近いキャンプは好きではありませんが、子供とふたりで行く時は、比較的混んでいた方が安心です。
オフシーズンや、平日、マイナーなキャンプ場などは、思いがけず貸し切り状態には注意が必要です。事前に管理人さんに混雑具合を確認するといいと思います。
ただし、あまり混雑しすぎると、逆に迷子になる危険性が増すので要注意。
サイト選びのポイント
キャンプ場のどこにテントを張るかも、大切です。
ココがポイント
トイレや管理棟に近いサイト
防犯上、管理棟やトイレなどの建物の近くが良いのは、言うまでもありませんが、
上記の「深夜に親だけでトイレに行く場面」のためにも、トイレは近い方がいいでしょう。
また、広いキャンプ場や複雑に入り組んだキャンプ場は、いざ子供が親と離れ離れになったときに迷子になってしまう危険があるため、自分のサイトが見つけやすいことが重要です。
近くに目印になるモノがあると、見つけやすいという意味でも管理棟などの建物の近くがわかりやすいでしょう。
番外編:防犯以外のキャンプ場選びのポイント
親も楽しめるキャンプ場
後々コレも重要だと感じたのですが、親も楽しまなければストレスがたまり、後々トラブルになりかねない。
だから、親としても楽しめる、親の好みにも合ったキャンプ場が良いと思います。
目的や好みに合ったキャンプ場
キャンプ場と一口に言っても、その自然環境は様々。「川・海・山」など、環境によってメリット・デメリットがあります。そんな自然環境ごとの違いをまとめてみました
親子のためのキャンプ場選び
こんな方におすすめ 親子キャンプ初心者の方 出来るだけ「失敗を避けたい」と思っている親子キャンプを計画中の方。 キャンプ場は日本全国様々な場所に点在しています。 海沿いのキャンプ場 川沿いのキャンプ場 ...
続きを見る